「好きな人が俺、遠距離向いてないんだよねと言ってた…」
「そう言われたら諦めるしかないのかな」
そんな不安やモヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、「遠距離は無理」「向いてない」と言う男性にも、ちゃんとした心理や理由が隠れていることが多いんです。決して「あなたへの気持ちがないから」ではなく、距離に対する不安や、自分の性格に自信が持てないだけの場合も…。
この記事では、「遠距離は向いてない」と言う彼の本音やそんな彼との恋を諦めたくない時にするべきことを詳しくお伝えします。
まずは、彼が遠距離は無理と言う男性心理について見ていきましょう。
遠距離恋愛に向いていないというのはなぜ?
「俺、遠距離向いてないんだよね」好きな人にそんなふうに言われて、ショックを受けたことはありませんか?本当は付き合いたいのに、距離があるだけで諦めなきゃいけないの?と不安になりますよね。
でも、男性が「遠距離は無理」と言うのにはちゃんと理由があります。
寂しがりだったり、過去のトラウマがあったり…本人なりの考えがあるんです。
今回は、男性が「遠距離恋愛は向いていない」と感じる理由を詳しく解説していきます。
好きな人には毎日会いたいタイプだから
遠距離恋愛が向いていないと言う場合は好きな人とは毎日会いたいと思っていることも…。
このタイプの男性は好きな人がそばにいることで安心できたり、直接会って気持ちを確かめ合いたいタイプです。だからこそ、会えない時間が長くなる遠距離は「無理」と感じてしまうのです。
会えない時間が続くと不安になったり、相手の気持ちが分からなくなって苦しくなる…。そんな自分の性格を理解しているからこそ最初から遠距離は無理だと口にしてしまうのかもしれません。
寂しさや不安に耐えられない自信がないから
「寂しさに耐えられる自信がない」と正直に言う男性もいます。遠距離になると、どうしても会えない時間が増えますよね。
連絡だけでは埋まらない寂しさや不安に押しつぶされてしまいそうになる…。そんな未来が想像できてしまうからこそ、最初から「無理」と言ってしまうんです。
これは決してあなたへの気持ちが薄いわけではなく「好きだからこそ寂しさに耐えられない」と感じているケースも多いのが特徴です。
忙しい時に「会えない」「寂しい」と言われるのがプレッシャー
仕事で忙しい男性は、遠距離の「会えない」「寂しい」という言葉をプレッシャーに感じることがあります。
好きな気持ちはあっても、「会えない」と寂しがるあなたを想像して「俺には無理だな」と感じてしまうのです。頑張り屋な男性ほど、自分の時間が取れないときに相手を悲しませることを想像して「遠距離は向いていない」と言う場合もあります。
「いつ会えるの?」「寂しい」と言われるたびに自分の無力さを感じてしまう…。そんな風に考える男性も意外と多いんです。
そもそもLINEや電話が苦手
男性の中には、もともとLINEや電話が得意じゃない人も多いです。こまめな連絡ができない人にとって、遠距離恋愛はハードルが高く感じてしまうもの。
「マメなやり取りが必要なら無理」と最初から遠距離を拒否するのは、相手を傷つけたくないという気持ちの表れでもあります。頑張って連絡するのがしんどいから最初から「向いてない」と言ってしまう…そんな男性心理もあるのです。
特に、「何を送ればいいかわからない」「既読スルーしたら悪いかな」と悩みがちで、連絡自体がストレスになってしまうタイプも。そうなると、「どうせ続かないなら最初から無理って言った方がいい」と思ってしまうんです。
自分の浮気心を自覚しているから「無理」と言っている
「遠距離だと浮気しちゃうかも」と自覚している男性は、あえて最初から「無理」と宣言することがあります。これは、相手を傷つけたくない気持ちの裏返し。
会えない寂しさや誘惑に負けてしまう自分が想像できるからこそ、無理に遠距離を続けて傷つけ合う前に身を引こうとするんです。
中には、過去に浮気で失敗した経験がある男性もいて、「同じことを繰り返したくない」という思いから、遠距離恋愛そのものを避けようとするケースも…。あなたへの誠実さゆえの「無理」発言でもあるんです。
過去のトラウマが原因でもう傷つきたくない
過去に遠距離恋愛でうまくいかなかった経験がある男性は、トラウマから「もうあんな思いはしたくない」と考えてしまうことも。
裏切られた、すれ違った、自然消滅した…。そんな辛い経験が心のどこかに残っていて、「また同じ思いをするくらいなら最初から遠距離は無理」と決めつけてしまうのです。
「どうせまたダメになる」「期待した分だけ辛くなる」と思い込んでしまい、最初から自分の心を守ろうとしていることも…。だからこそ、「無理」と口にするのは過去の傷を抱えたまま苦しんでいる男性気持ちが隠れているのかもしれません。
遠距離向いていないという男性と付き合いたい時にやるべき3つ
「俺、遠距離は無理かもしれない…」
大好きな彼にそう言われたら、頭が真っ白になりますよね。
でも、そこで諦めるのはまだ早いことも…。
実は「遠距離は無理」と言う男性にも、ちゃんと理由があります。
今回は、彼の本音を理解し気持ちを伝えるための3ステップをご紹介します。
①彼が遠距離恋愛を避ける理由を理解しよう
まずは、「どうして彼が遠距離恋愛を避けようとするのか?」を考えてみましょう。
彼の「無理」の裏には、実は不安や怖さが隠れていることが多いんです。
例えば、
- 寂しくなったときに支えてもらえない不安
- 会えない間に気持ちが冷めるのが怖い
- 仕事や勉強に集中できなくなりそう
こんな気持ちを、彼はうまく言葉にできず「遠距離は無理」とまとめてしまっているのかもしれません。
「どうせ俺には無理だよ」なんて言い方をするのは、実は優しさの裏返し。
あなたを傷つけたくないから、あえて距離を置こうとしている可能性もあります。
だからこそ、まずは彼の気持ちに寄り添う姿勢が大切。
「どうして無理だと思うの?」と、責めるのではなく「遠距離恋愛って、どんなところが一番不安?」と優しく理由を聞くことから始めましょう。
②本音を聞き出した後の共感が大切
彼の本音を聞けたら、まずは「分かるよ」「そう思うのも無理ないよ」としっかり共感してあげましょう。
遠距離に対する不安や弱音を素直に話せるのは、それだけあなたに心を許している証拠です。
ここで「大丈夫だよ!」「そんなの考えすぎ!」と励ましたくなりますが、グッと我慢。
彼が一番欲しいのは「理解してくれる安心感」なんです。
たとえば、
「そっか…確かに会えない時間が長くなるのって不安だよね」
「私も同じこと考えたことあるから、気持ち分かるよ」
こんなふうに寄り添う言葉をかけるだけで、彼の中にあった壁が少しずつ崩れていきます。
共感がしっかり伝われば、「○○ちゃんならちゃんと分かってくれる」と思ってもらえるはずです。
③彼を説得する
彼の気持ちを受け止めたうえで、最後に「それでも一緒に頑張りたい」というあなたの気持ちを伝えましょう。
説得というより「一緒に未来を考えたい」というスタンスが大切です。
ポイントは「寂しいから付き合って」ではなく「2人ならきっと乗り越えられるよね」と前向きなイメージを伝えること。
たとえば、
「正直、不安な気持ちもある。でも一緒に工夫しながら続けていけたら嬉しいな」
「寂しいときはちゃんと言って!お互い無理しすぎないでやっていこう?」
こうした言葉には、「2人で作っていく関係」という強いメッセージが込められます。
彼にとっても、「1人で頑張らなきゃ」ではなく、「一緒に乗り越える」ものだと思えた瞬間、遠距離への不安は少しずつ和らぐはずです。
遠距離向いてないと言われた時のNG対応3選
遠距離恋愛に不安を感じて「向いてない」と口にする男性は、実は本気で悩んでいることがほとんど。
そんな時に間違った対応をしてしまうと、「やっぱり無理かもしれない…」と彼の気持ちが離れてしまうこともあります。
では、彼に「向いてない」と言われたとき、どんな対応がNGなのか?
よくある失敗例を詳しく見ていきましょう。
無理に励ましたり、押しつける
彼に「恋愛向いてない」と言われたとき「そんなことないよ!きっと私たちならうまくいく」と励ましたくなる気持ちはよく分かります。
ですが、無理に前向きな言葉を投げかけると、彼の気持ちを置き去りにしてしまうことに…。
彼の不安や本音をしっかり受け止めずに励ますと「この人には分かってもらえない」と距離を置かれる原因にもなります。まずは、彼が安心して話せる空気を大切にしましょう。
「言い訳でしょ?」と否定する
「それってただの逃げじゃない?」「向いてないって言えば楽だよね」など、彼の言葉を真っ向から否定するのはNG。
彼は不安や過去の経験から「向いてない」と口にしている可能性もあります。
そこで否定された瞬間、彼の心は一気にシャットダウンしてしまうかもしれません。相手の言葉の裏にある気持ちをくみ取り、受け止める姿勢を忘れないことが大切です。
自分の不安をぶつける
「じゃあ私のこと好きじゃないってこと?」「そんなふうに言われたらどうしたらいいの?」と、自分の不安をそのままぶつけるのも逆効果。
彼は決してあなたを傷つけたいわけではなく、素直な気持ちを伝えているだけの可能性が高いのです。
感情的になるのはぐっとこらえて、まずは彼が気持ちを整理できる時間をつくることが大切ですよ。
まとめ
「遠距離は無理」「向いてない」って言われると、どうしても不安になって「もうダメなのかな…」って思ってしまいますよね。で
も実は、その言葉の裏には「寂しさに耐えられる自信がない」「過去に傷ついたから怖い」そんな彼なりの理由や本音が隠れていることが多いんです。
決して「好きじゃない」わけではなく、むしろ「好きだからこそ不安になる」…そんな気持ちから出た言葉かもしれません。
だからこそ、まずは彼の本音に耳を傾けることが大切。
無理に励ましたり、責めたりするのではなく「分かるよ」「一緒に考えよう」って寄り添うだけで、彼の心は少しずつほぐれていくはずです。そして「それでも私はあなたと頑張りたい」と素直な気持ちを伝えてあげてくださいね。
