「もう戻れないかもしれない…」
そう思いながらも、どこかで「やり直せたら」と別れた後も相手のことが忘れられず、ふとした瞬間に思い出がよみがえって胸がぎゅっと苦しくなることもありますよね。
でも実は、すべての別れが完全な終わりとは限らないんです。
中には、気持ちが残ったまま離れてしまったり、ちょっとしたすれ違いで別れてしまっただけ…というように復縁の可能性が十分にある別れ方も存在します。
大切なのは、ただ待つのではなく「どのように動くか」。
タイミング次第で、一度終わったと思った関係がまた動き出すこともあるのです。
ではここから、復縁の可能性が高い別れ方について詳しく見ていきましょう。
復縁できる可能性が高い別れ方とは?
別れたあとも「やっぱり忘れられないな…」「もう一度やり直せたら…」と感じてしまうことってありますよね。
実は別れ方によっては復縁の可能性が高くなるケースもあるんです。
そこで今回は、復縁の可能性が高いと言われる6つをご紹介します。
まだお互い好きだったまま別れた
これは、復縁の可能性がとても高いパターンのひとつです。
気持ちはしっかり残っているのに、「家族の反対」や「遠距離」「タイミングのすれ違い」などどうしても避けられない事情で離れることになった場合、その想いは簡単には消えません。
心のどこかで「本当はまだ一緒にいたかった」という気持ちが残っていることが多く、ふとした再会や何気ない連絡がきっかけでまた気持ちが動き出すこともあります。
特に、「嫌いになったから別れたわけではない」という関係であればもう一度やり直すチャンスは十分にあると言えるでしょう。
ちょっとしたケンカが原因の別れ
あとから冷静になって「本当は話し合えば済んだことだったのに」と後悔してしまうような別れ方は復縁できる可能性があります。
とくに、「言いすぎたかも」「なんであんなことで怒ってしまったんだろう」とお互いに自分の気持ちを見つめ直せている場合は関係を修復するチャンスが高まっているサイン。
また、時間が経つことで感情の波が落ち着き相手の大切さに気づく人も多いのです。
実際、衝動的に別れたあと「やっぱりあの人じゃなきゃだめ」と思い直し、自分から連絡を取るケースもよくあります。一度離れた関係でも、気持ちが整理されたときに復縁するのは決して珍しいことではないのです。
別れ話の時に話し合いができた
ちゃんと向き合って別れを話し合えた関係には、まだお互いを思う気持ちが残っていることが多いものです。
一方的に連絡を絶ったり、怒りにまかせて終わるような別れではなく気持ちを伝え合えたのは、心のどこかで「わかり合いたい」という思いがあった現れでもあります。
「何がつらかったのか」
「どこですれ違ってしまったのか」
そんなことを落ち着いて伝え合えた二人なら、もう一度会ったときに前よりも素直に向き合える可能性が高いでしょう。
実際、別れ話をきっかけに相手の本音を知り「やっぱりこの人しかいない」と思い直す人もいます。
きちんと話ができた関係だったことは、復縁の糸口になるでしょう。
仕事や勉強が忙しくて離れることになった
とくに学生や社会人になりたての時期は、将来のことを真剣に考えて「今は恋愛よりも目の前のことを優先したい」と一度距離を置く選択をする人も少なくありません。
この場合、気持ちが冷めたわけではなくただ環境やタイミングが合わなかったというだけのこと。
だからこそ、時間が経って心に余裕ができたとき「やっぱりまた一緒にいたい」と思い直すケースは意外と多いのです。
実際に、就活や受験といった大切な時期に別れを選んだものの数ヶ月〜1年のブランクを経て再会の後に復縁しそのまま結婚まで進んだカップルもいます。
一度手放したからこそ、相手の存在の大きさに気づき関係を深め直せることもあるのです。
別れ際に今までの感謝を伝えられていた
「今までありがとう」
「一緒にいられて幸せだった」
そんなふうに感謝の気持ちをきちんと伝え合って別れた関係は復縁できる可能性が高いと言えるでしょう。
感情的にぶつかって終わるような関係とは違ってあとから思い出したときに嫌なイメージが残りにくいのです。感謝を伝える別れ方ができるというのは最後までお互いを大切にできていた証拠。
だからこそ、時間が経っても「やっぱりあの人が一番だった」と思い直し自然に気持ちが戻る可能性も高いのです。
一度きれいに終われた関係ほどまた始めるときもすっと自然に戻れる…そんなケースは意外と多くあります。
相手から「友達でいたい」と言われた別れ
「恋人としてじゃなくて友達でいたい」この言葉の裏には、完全には離れたくないという本音が隠れていることがあります。
もし本当に気持ちが冷めきっていたらあえて関係を残そうとはしないもの。だからこの言葉は相手の中にまだ何らかの情や迷いがあるサインとも言えるのです。
もちろん、すべてが脈ありというわけではありませんが関係を完全に断たないという時点で、関係を築き直せる可能性は残されています。
「一度別れたからこそ、気を遣わずにいられるようになった」という声も多く、恋人の時とはまた違った関係性からゆっくりと絆を深め直す人も少なくありません。
復縁できる可能性が低い別れ方とは?
どんな別れでも「もう一度やり直せるかもしれない」と期待したくなるもの。
でも、別れ方によっては、相手の心がすでに遠く離れてしまっていたり関係を戻すのが難しいケースもあります。
そこで今回は、そんな復縁が難しいとされる別れ方を5つご紹介します。
話し合いもできずに一方的に終わった関係
一方的に連絡を絶たれたり理由を告げられないまま終わってしまった別れは復縁のハードルが非常に高くなります。
相手が自分の気持ちや状況を説明しようとしなかったということは「もう何を言っても分かってもらえない」「話すことすら面倒」と感じていた可能性も…。
話し合いができなかった関係は、「どうして別れたのか」「本当は何を思っていたのか」がわからないままなので、復縁しようと頑張ってもそのアプローチが的外れになってしまいやすいんです。
「もう無理かも…」と思っていたけれど、復縁に成功した体験談はこちら⇩
相手に新しい恋人ができている
元カレ・元カノにすでに新しい恋人がいる場合、気持ちが今の相手に向いていることが多く復縁の可能性はかなり低くなります。
たとえば、あなたと別れて数ヶ月後、相手がSNSに新しい恋人との写真を載せていた…というような状況ならこれはもう気持ちが前に進んでいるサインと言えるでしょう。
そのためあなたとの思い出が残っていたとしても、「今の恋人を大事にしたい」という気持ちの方が強ければ、こちらに振り向いてもらうのは難しいでしょう。
ただし、今の関係がうまくいかなくなったときふとあなたのことを思い出すなんてことも…。
そのときに「やっぱりあの人がよかったな」と心によぎるような存在でいられたなら、復縁の可能性が生まれるでしょう。
浮気や裏切りで信頼を失った別れ
浮気をされたり、こっそり何かを隠されていたり…信頼していた人に裏切られたことで別れてしまった場合は復縁のハードルは高めです。
たとえば、「実は他に好きな人がいた」と言われたとか、SNSで知らない異性とたくさんやり取りしているのを見つけてしまったとか。そういうことがあると、「また同じことが起きたらどうしよう…」とあなたを信じれなくなってしまうのです。
もし復縁を目指すなら少し冷却期間を置いた後に「これからどう信頼を取り戻すのか」を相手が納得できるようにしっかり伝えることが大切です。
「もう一切関わりたくない」とはっきり言われた別れ
別れ際に「もう連絡してこないで」「ブロックするね」などはっきりと距離を置くように言われた場合は復縁の可能性はかなり低めです。
LINEを既読無視されたあとにブロックされてしまったり、「会って話し合うのもしんどい」と言われて別れたようなケース…。
相手はあなたと関わることに強いストレスを感じている可能性があります。
そんな状態で無理に連絡を続けてしまうと「もう一度気持ちを伝えたい」という想いとは裏腹に、相手の心をさらに遠ざけてしまう結果になりかねません。
たとえ納得できない別れ方だったとしても、一度相手の意思を尊重しそっと距離を置くことが賢明なのかもしれません。
親や友人が別れの原因になっている
「親に反対されたから…」「まわりからやめたほうがいいって言われたから…」2人の気持ちはまだあっても、自分たち以外の人の意見がきっかけで別れを選ぶこともあります。
こうした2人の気持ちだけではどうにもならない外からの圧力で離れた関係は、復縁のハードルが高くなりやすいんです。
たとえば、親から「タトゥーを入れてる人はちょっと…」と反対されたり、「年が離れすぎていてダメ」と言われたことで相手のことが好きでもお別れを決めたケース。ほかにも、「勉強に集中してほしい」と言われて別れを選んだ高校生カップルなども…。
どれも、相手への気持ちはあるのに「家族や友達の目が気になる」「納得してもらえないなら続けられない」と自分たちだけではどうにもならない壁にぶつかってしまっているのです。
別れ際の言葉で復縁可能性を判断するのはあり?なし?
「まだ好きだけど、今は無理」
「いつかまた会えたらいいね」
そんなふうに、別れ際にかけられた言葉がずっと頭に残って離れない…という人も多いのではないでしょうか。
別れ際の言葉には、相手の本音がにじみ出ていることもあります。でも一方で、気まずさを避けるためにその場しのぎの優しい言葉を選んでしまう人もいるもの。
そこで今回は、「別れ際の言葉から復縁の可能性を判断するのはアリか?」について、あり派となし派のリアルな声をそれぞれご紹介します。
【あり派の意見】
- 彼に「好きだけど、今は距離を置いたほうがいいと思う」って言われて別れました。あの言葉がずっと頭に残ってて、すぐに吹っ切れなかったけど、逆にその言葉があったから冷静に待てました。半年後、彼の方から連絡が来て「やっぱり戻りたい」って言われたときあの言葉は本音だったんだって思えました。
(26歳・メーカー勤務)
- 別れ際「本当にこれでいいのかな…」ってどこか苦しそうだったんです。
その様子を見て、まだ完全に気持ちが離れたわけじゃないかもって思えました。少し時間を置いてから連絡したら向こうもずっと悩んでたみたいで、ちゃんと話し合ってやり直すことができました。
(24歳・大学生)
- 彼に「今は自分のことで精一杯だから」って言われて別れたとき、嫌いになったわけじゃないのが伝わってきて。時間が経って環境が落ち着いた頃、連絡が来て復縁できました。タイミングの問題って本当にあるんだなって思いました。
(25歳・事務)
【なし派の意見】
- 「今までありがとう大好きだった」って優しく言われたからもしかしてまだ気持ちがあるのかもって思ってしまって…。でも、連絡しても一切返ってこなくて気づいたら向こうはもう新しい彼女と付き合ってた。言葉より行動を見るべきだったなって後悔してます
(28歳・看護師)
- 別れ際に友達としてまた連絡するねって言われたから、ずっと待ってたけど…1ヶ月経っても音沙汰なし。今思えば、私を傷つけたくなくて優しい言い方をしただけだったんだと思う。あの言葉に振り回されて時間を無駄にしました
(20歳・大学生)
自分から終わらせた手前、戻りたいなんて言えない…というときは?
別れたあと、「やっぱり戻りたい」と思っても、自分から別れを切り出した場合はなかなかその気持ちを言い出せないもの。「今さら都合がいいと思われるかも…」とか「自分勝手すぎるって思われそう…」と不安になりますよね。
でも、意外と相手はそこまで悪く受け止めないことも多いんです。
特に、相手にまだ気持ちが残っている場合や別れてからあまり時間が経ってない場合は「戻りたい」と言ってくれるのを待っているケースも少なくありません。
むしろ、「自分の気持ちとちゃんと向き合ってくれたんだな」と感じて、素直にうれしいと受け取ってくれる人もいます。
もちろん、タイミングや伝え方は大切ですが、「一度は手放したけど、それでもやっぱりあなたがいい」と伝えることは、決して恥ずかしいことではありません。
言ってだめなら前に進めるけど、言わなかった後悔はずっと心に引っかかるもの。
もし今も心のどこかで相手のことを思っているなら素直な気持ちを届ける勇気を持ってみてください。
復縁の可能性をできるだけ上げる方法5選
「もう一度やり直したい」「まだ好きな気持ちが残ってる」そう思ったときただ待っているだけでは状況は変わらないもの。
大切なのは、焦らずに少しずつでも前に進むこと。
そこで今回は、彼に気になると思わせるためにできることを5つご紹介します。
SNSでは前向きな姿を投稿する
特に「重い」と感じさせてしまった別れ…相手に依存しすぎていたことが原因だった場合、彼の中には「もう振り回されたくない」「距離を取りたい」という強い気持ちが残っていることが少なくありません。
そんな中で未練をにじませる投稿や復縁したいと匂わせるような発信をすると「変わってないな…」とマイナスな印象を強めてしまう可能性が高いんです。
だからこそ、意識したいのは今のあなたが、ひとりでも前を向いていることをさりげなく伝えること。
たとえば、友達と笑顔で過ごす写真やカフェで読書をしている落ち着いた時間、新しい趣味を楽しんでいる様子など…
何気ないけれど楽しそうな日常は、ふと彼があなたのアカウントを覗いたときに前より魅力的になってると感じさせる大きなきっかけになります。
自分磨きに本気になる
プロフィール写真やSNSアイコンを変えることは、意外とあなどれない復縁へのアプローチのひとつです。
というのも、別れた後も人は無意識に相手の名前を検索してしまうことが多くそんなときにまず目に入るのがアイコンだからです。
だからこそ、印象に残るようなアイコンに変えておくのはとても効果的。
髪型や髪色を変えてみる。いつもと違うメイクや、少し大人っぽい服の系統に挑戦してみる。そんなちょっとした“外見の変化”は、自分磨きの中でも特に目に見えて伝わるポイントです。
「なんか雰囲気変わった?」「めっちゃ可愛くなった」と感じさせることで、あなたへの興味がじわじわと生まれていきます。
盛りすぎず、でもちゃんと印象に残るような変化を取り入れてさりげなく今のあなたの魅力を伝えてみてください。
冷却期間をしっかり取る
「すぐにでも連絡したい」その気持ち、よくわかります。
でも、別れた直後はお互いに気持ちが整理できていない状態。そんなタイミングで連絡をしてしまうと、かえって未練や重さが伝わってしまい、彼の気持ちが遠ざかってしまうこともあるんです。
LINEを送りたい衝動をぐっとこらえて、まずは3週間ほど距離を置いてみてください。
冷却期間は、あなたを忘れさせないために必要な時間。
焦って動くよりも、思い出として静かに浮かび上がってくるほうが、相手の気持ちをもう一度動かす可能性はぐっと高まります。
占いや信頼できる人に今動くべきかを相談する
復縁はタイミングがすべてと言っても過言ではありません。
気持ちが落ち着いてきたと思って連絡したら、実は彼の気持ちが向いていなかった…というのはよくある失敗例。
そんなときは、自分ひとりで決めずに占いや信頼できる友達に相談してみるのも一つ。
「彼の今の気持ちどう見える?」
「もう少し待った方がいいかな?いつ頃連絡したらいい」
といったことを聞いてみるとタイミングを見極めやすくなります。
まとめ
「もう一度やり直せたら…」
「まだ彼のことを諦めきれない」
そんな想いを抱えて過ごす毎日は想像以上に心が疲れてしまうものです。復縁には「ただ想い続けること」以上に、どう動くかがとても大切。
感情のままに連絡してしまえば逆効果になることもある一方で、ほんの少しの工夫や変化が、彼の心を再び動かすきっかけになることもあります。
今回ご紹介した5つの方法は、どれも無理に追いかけるものではなく、今のあなたをもっと好きになってもらうための準備です。
焦らず、でも諦めずに。タイミングを見極めながらあなたの魅力が彼に届くようなアプローチを重ねていきましょう。そして何より、あとから「何も伝えなかったこと」を後悔しないように、自分の気持ちはきちんと大切にしてあげてくださいね。
今のあなたにできることを、少しずつでもいいので始めてみてください。あなたの願う恋が、もう一度動き出すことを心から願っています。
